単身赴任にかかる費用とは？転居費用や生活費の目安と節約のコツを解説ウィークリーマンションドットコム

更新日：2023/03/31

単身赴任にかかる費用とは？転居費用や生活費の目安と節約のコツを解説

急に単身赴任が決まると、転居にかかる費用や生活費などといったお金の心配が出てくるものです。

大事なのは、具体的な中身や金額の目安を知っておくことです。事前にシミュレーションし、工夫することで初期費用や毎月の固定費は下げられます。この記事では、単身赴任が決まった人に向けて、転居費用や生活費の目安、さらに費用を抑えるコツまで解説します。

複数の不動産会社に一括で物件リクエスト！

お客様のご希望の条件をご入力いただくことで、複数の運営会社に一括で物件リクエストできるサービスです。

物件リクエストからウィークリーマンションを探す

目次

単身赴任にかかる費用とは？
1. 初期にかかる転居費用
2. 毎月の生活にかかる費用
単身赴任にかかる費用を抑えるコツ
単身赴任の費用は工夫次第で節約できる

単身赴任にかかる費用とは？

単身赴任にかかる費用は大きく2つに分けられます。初期にかかる転居費用と毎月の生活にかかる費用です。

節約の考え方については、一時的な単身赴任であれば初期費用を抑える、長期の想定なら毎月の生活費や固定費を抑えるのが基本となります。

初期にかかる転居費用

短期賃貸では、あらかじめ家具家電が備え付けられている物件がほとんどです。一般的な賃貸物件への引っ越しのように、タンスや洗濯機といった物品の購入や設置が必要ないため、引越し費用の節約が期待できます。また、最低限必要な設備が揃っているため設置の手間が必要ありません。そのため、一般的な賃貸物件よりもスピーディーな入居が可能です。

単身赴任の初期にかかる主な費用は「引越し業者への依頼費用」「新居の敷金・礼金」「家具や家電の購入費用」の3つです。引越し業者にかかる費用は、単身赴任の相場としては3～10万円程度が目安です。ただし、引っ越しの費用は時期によって変動し、3月などの引越しシーズンに被ると高くなります。

また、荷物の量や移動距離によっても料金プランが異なります。敷金・礼金は、会社都合による転勤であれば会社が負担してくれるケースが多いでしょう。家具・家電の購入費は、部屋に備え付けがあるかないかで大きく変わってきます。転居先に何もない場合には、引越し業者に運んでもらうものと、現地で必要に応じて新規購入するものとをそれぞれ検討することになります。

毎月の生活にかかる費用

総務省統計局の「家計調査 2021年」によると、単身赴任にかかる1カ月の生活費は平均約15万5000円です。

内訳は食費が約3万8000円、住居にかかる費用が約2万2000円、交通・通信費が約1万9000円、水道光熱費が約1万1000円、保険医療費が約8000円、家具・家事用品が約6000円、洋服代が約5000円、教養・娯楽費が約1万7000円、雑費や美容用品などのその他の費用が約2万9000円となります。

ただし、住居にかかる費用はエリアによる差が大きく、物価の高い首都圏では平均以上の出費が想定されます。また、家賃の負担額は会社補助の有無によっても大きく変動します。あくまでも各費用の目安として参考にしておきましょう。当然ですが、収入からはこれらの生活費のほかに社会保険料や税金なども差し引かれます。